婦人科

婦人科からのお知らせ

・子宮体癌に対する腹腔鏡下手術を開始しております。

・TVM・LSC手術(メッシュを用いた子宮脱手術)をおこなっております。

・腹腔鏡手術を拡大し、全腹腔鏡下子宮摘出術、腹腔鏡下子宮筋腫核出術もはじめました。

ご紹介

 婦人科では良性腫瘍から悪性腫瘍、骨盤臓器脱や内分泌疾患など幅広く対応しています。
 2016年の婦人科手術件数は483件であり、そのうち婦人科悪性腫瘍手術(上皮内癌を除く)は79件、腹腔鏡手術は124件と数多くの産婦人科手術を日々実施しています。
 特に、子宮体癌・卵巣癌・子宮頸癌などの悪性疾患に対して、積極的に手術療法・抗がん剤治療・放射線治療を行っています。
 近年では腹腔鏡手術に非常に力を入れており、子宮体癌に対する腹腔鏡下手術を2017年度より開始いたしました。卵巣嚢腫核手術・付属器摘出術や腹腔鏡下子宮摘出術も従来通り行っております。低侵襲であり術後の回復も早いことから、腹腔鏡手術を選択される患者様も増えています。また、子宮筋腫や子宮内ポリープなどの良性疾患に関しては、子宮動脈塞栓術を含め、あらゆる治療法が選択できるように心がけております。
 更に、腹圧性尿失禁や骨盤臓器脱においても、保存的治療から手術まで幅広い治療方法を選択し患者様のQOL向上を目指しています。その他専門外来として、月1回大学教授による内分泌外来を行っております。無月経や早発閉経といった月経異常に対しライフステージに合わせた治療法を検討し、治療を行っています。
 我々もより安全により正確な手術を目指しており、夜間や休日の救急時にもできる限り対応できるように努めています。