お知らせ・募集
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<2024年度 NST研修について>
【研修日程】
講義:9/6(金)、9/13(金) *A、Bチーム同日
回診:13:00~17:00
Aチーム:9/19~10/31(毎週木曜日、計7日間)
Bチーム:11/7~12/19(毎週木曜日、計7日間)
【応募期間】2024年6月3日(月)~6/28(金)まで
【募集定員】若干名
※定員に達した為、募集を終了いたします。
*その他、研修の詳細については募集要項をご確認ください。
・NST専門療法士実地修練募集要項
・臨床実地修練申込書
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当院は、日本静脈経腸栄養学会(JSPEN)NST認定教育施設認定を受けました。
(認定期間:2023年4月1日~2028年3月31日)
ご紹介
NSTとは?
NSTとは、Nutrition Support Teamのことで、日本では「栄養サポートチーム」と訳されています。
1970年、米国のシカゴで医師、薬剤師、栄養士、看護師などの多職種が集まって患者さんのために栄養療法をどのようにやるか、それをどのようにやるか、それをどういうふうに病院のなかで展開させるかということを検討したのが最初といわれています。
(※参考文献:東口 髙志 NST実践マニュアル 2005.2.20 医歯薬出版株式会社)
当院のNST(栄養サポートチーム)とは?
当院のNSTは主治医依頼型です。介入を希望する際は、主治医へご相談ください。
構成メンバー
NSTチェアマン:田中 啓之(腎臓内科部長)
NST問合せ窓口:野間 友紀(管理栄養士)
その他構成職種:医師(腎臓内科、内分泌糖尿病内科、消化器内科)、歯科医師
看護師、薬剤師、言語聴覚士、歯科衛生士、臨床検査技師、事務員
(計 24名)
専門資格
日本臨床栄養代謝学会(JSPEN) 認定医・指導医:田中 啓之
日本臨床栄養代謝学会(JSPEN) NST専門療法士: 取得者数12名(2022.1月時点)*委員会メンバー以外も含む
NST介入内容
以下について評価・提案をさせて頂きます。- 食事内容
- 喫食不良の患者さんに対し、食嗜好やボリュームを考慮した個別食を検討します。
- 必要な場合には、栄養補助食品を用い栄養補給を補助します。
- 主食の硬さの調整や、一口大カットやキザミ食など食形態の調整をします。
- 経管栄養内容
- 点滴内容
- 口から十分な栄養が補給できない場合の栄養補給方法について検討します。
- 処方薬剤の相互作用
- 嚥下機能評価
- 飲み込みが不自由な場合に、適切な食形態を評価・提案します。
- 口腔内状況評価
- 口腔ケア・歯科治療の必要性について評価・提案します。
NST介入により期待される効果
- 治療効果が高まることによる入院期間短縮。
- 食事内容調整による食事摂取量の改善、点滴の減量。
- 内服薬数調整による患者負担の軽減。
- 経腸栄養による消化器症状改善。
活動
毎週木曜日、15~16時に、対象患者さんのベッドサイド回診を行っています。
(診療報酬点数:250点/週1回算定)
職種ごとに色分けしたネームを付けて回診します。
クリックして詳細をご覧ください
- 回診件数
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2015年度:243件
2016年度:296件
2017年度:291件
2018年度:297件
2019年度:272件
2020年度:158件
2021年度:130件
NST研修生 受入れ状況
2018年度:院内1名(看護師)、院外5名(看護師、薬剤師、管理栄養士)
NST専門療法士試験合格者数:院内1名、院外2名
2019年度:院内2名(言語聴覚士、看護師)、院外6名(看護師、薬剤師、管理栄養士)
NST専門療法士試験合格者数:院外2名
2020年度:COVID-19感染症感染拡大予防の為、募集中止
2021年度:院外2名(薬剤師、管理栄養士)
NST専門療法士試験合格者数:院内1名、院外1名
学会及び研究会発表
- 【2021年度】
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浦田大樹,安泰成,須藤優,野口美紀,河越美香,野間友紀,野崎梢,山崎恵,平岡圭子,大坊侑,田邉まどか,寺井あゆみ,森本靖久,田中啓之 他
「St.Mark's Solutionが回腸人工肛門造設後の排液過多に対して奏効した一症例」
第36回日本臨床栄養代謝学会学術集会,神戸+オンライン,2021.7.21~22 -
田中啓之. 急性期疾患を合併した慢性維持透析患者に対する経腸栄養・静脈栄養
第66回日本透析医学会学術 シンポジウム, 神奈川県, 2021年6月
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浦田大樹,安泰成,須藤優,野口美紀,河越美香,野間友紀,野崎梢,山崎恵,平岡圭子,大坊侑,田邉まどか,寺井あゆみ,森本靖久,田中啓之 他
NST勉強会
- 【2021年度】
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4月
・NST NEWSより当院NSTの紹介 -
5月
・40歳代男性、アジア在住、下痢、腎不全、血液透析というキーワードから鑑別される下痢疾患について -
6月
・CKDの現状と病診連携の重要性
・急性期疾患を合併した透析患者に対する経腸栄養・静脈栄養療法
・St Mark's Solutionが回腸人工肛門造設後の排液過多に対して奏効した一症例 -
7月
・GFO流動の紹介 (PHGG・グルタミンの特徴等) -
9月
・カロリーメイトゼリーについて -
10月
・濃厚流動食ハイネイーゲルリニューアルについて
・高Na、高K血症でのkey point -
11月
・経腸栄養コネクタの国際化へ切り替え、誤接続防止コネクタの国内導入について -
12月
・食事場面から考える食種選択 -
2月
・NST NEWSよりトロミ剤について
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4月
- 【2022年度】
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5月
・栄養とカリウム管理を考える -
6月
・透析患者の下肢筋力維持と栄養 -
7月
・JSPEN NST専門療法士研修及び講義内容について -
9月
・当院の濃厚流動食マップについて
・NSTオンライン研修会「知って欲しいのです。NSTのこと」
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5月