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業務内容
内視鏡科では消化器内視鏡と呼吸器内視鏡を施行しています。 消化器内視鏡は上部消化管(食道・胃・十二指腸)内視鏡、下部消化管(大腸)内視鏡、および胆・膵造影検査(ERCP)に分けられ、消化器内科・外科医師が担当しており、呼吸器(気管支)内視鏡は呼吸器内科・呼吸器外科医師が行います。
内視鏡科としては外来を行っておらず、上部消化管内視鏡は内科・外科、下部消化管および気管支は、検査を施行する各専門科を受診して検査を予約することとなっています。また、健診希望であれば健康管理センターが窓口となります。
2006年度は、上部6,612例、下部2,031例、気管支397例の施行実績があり、ここ数年症例数はほぼ一定していますが、近年は出血性潰瘍などに対する消化管止血術、食道・胃静脈瘤に対する緊急あるいは予防的硬化療法・結紮術、早期胃・大腸癌の粘膜切除術、胆道狭窄による閉塞性黄疸のドレナージ、胆管結石の砕石術など治療内視鏡の割合が増加しています。2006年度では消化管止血術144例、静脈瘤硬化療法・結紮術50例、上部粘膜切除術59例、下部ポリペクトミーおよび粘膜切除496例、胆膵治療内視鏡188例となっています。
内視鏡検査は原則として予約制ですが、緊急を要する消化管出血などでは、夜間休日を問わず対応するように心がけていますので、吐血や黒色便など出血が疑われる症状がある場合は、食事をせずにできるだけ早急に受診されるようお勧めします。
当院では内視鏡検査に際してできるだけ苦痛のないように心がけていますが、原則として上部では咽頭麻酔のみ、下部は腸管洗浄剤による前処置のみとし、少なからず合併症を起こしうる鎮静剤は全例には使用しないこととなっています。また、現在のところ経鼻内視鏡も行っておりませんのでご了承ください。