携帯電話端末の使用について

 医療機関でのより安心・安全な携帯電話等の無線通信機器の活用のために、平成26年に電波環境協議会において、「医療機関における携帯電話等の使用に関する指針」が策定されています。この中で、患者さんや面会者等の利便性・生活の質の向上のために、医療機関においても携帯電話端末の使用は、可能な限り認められることが望ましい、とされています。一方で、医療機器への影響や、マナー等の問題も懸念されるため、使用に関して適切なルールが必要とされています。
 つきましては、当院における院内での携帯電話端末使用ルールを以下のように設定いたしました。
 ルールを守りご使用いただくよう、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

携帯電話端末の使用ルール

【一般的な注意事項】

  • 使用可能区域においても、医用電気機器から1m以上離れて使用してください
  • 携帯電話端末を使用していない場合でも、医用電気機器の1m以内に置かない、または電源を切るか、機内モード(電波を発射しないモード)にしてください
  • 植え込み型医療機器の装着者は、装着部位より15cm離して使用してください
  • 使用可能区域においても、共用空間での携帯電話端末による通話等は、着信音が鳴らないようマナーモードにする、通話中の声の大きさに注意する等、周囲への配慮をお願いします
  • 使用可能区域においても、状況に応じて使用できない場合があります。この場合は職員の 指示に従ってください
  • 歩きながらの使用はご遠慮ください
  • 個人情報・医療情報漏えい防止の観点から、録音、カメラ機能は原則として使用できません

【区域ごとの使用ルール】

1. 使用可能区域 通話も含めて使用可能 ロビー、食堂、廊下、エレベーターホール、個室等
2. 通話禁止区域 メール・Web等は使用可能
通話は禁止
病室(大部屋)、化学療法室、待合室、リハビリ訓練室等
3. 使用禁止区域 原則として使用禁止
電源を切るか機内モード(電波を発射しないモード)にする
診察室、手術室、検査室、放射線治療室、
集中治療室、透析室等

※職員は、医療用専用端末を使用しています。

(参考:電波環境協議会において、「医療機関における携帯電話等の使用に関する指針」)