皮膚科

お知らせ

三浦半島の基幹病院として、重症患者や難治性疾患を持つ患者を優先的に診るために平成26年7月より紹介状制をとることにしました。初診の方は他の医療機関からの紹介状をお持ちください。
・皮膚だけ診るのではなく全身を診る全人的な医療
・患者さんとよく話し合い、個々の病態に合ったオーダーメード医療
これらを実践すべく最新の知見、高度な医療を身に着け、患者さんのための医療を心掛けていきたいと思います。

ご紹介

皮膚科
診療内容

皮膚疾患はすべてにわたり診療を行っています。
木曜日午後に乾癬・掌蹠膿疱症外来を行っています。
一人ひとり時間をとって免疫抑制剤内服、全身ナローバンドなどの光線療法、顆粒球吸着療法、生物学的製剤などについて説明し最適な治療を提供しています。皮膚癌では手術、放射線治療、化学療法など他科と連携して集学的治療を行っています。その他、薬疹、食物アレルギー、金属アレルギーなどの原因精査であるプリックテスト、パッチテスト、採血検査の施行、また毎週形成外科の先生と一緒にフットキュア外来を行い、糖尿病性皮膚潰瘍/足壊疽の患者を診療しています。外来患者は1日約150人、入院患者は1日約15人、手術件数は年間約500例となっています。

主な取り扱い疾患
疾患名
皮膚癌(悪性黒色腫、有棘細胞癌、基底細胞癌、菌状息肉症、パジェット病、ボーエン病等)
皮膚良性腫瘍(母斑や粉瘤、脂肪腫、皮膚線維腫等)
アトピー性皮膚炎、接触皮膚炎、蕁麻疹、中毒疹、薬疹、帯状疱疹、 乾癬、類乾癬、掌蹠膿疱症、尋常性白斑、ほうか織炎、糖尿病性壊疽、皮膚潰瘍、褥瘡、熱傷、
水疱瘡(天疱瘡、類天疱瘡、ジューリング疱疹状皮膚炎等)
その他皮膚科領域すべての疾患

皮膚癌では、悪性黒色腫、有棘細胞癌、基底細胞癌、菌状息肉症、パジェット病、ボーエン病等に対し、入院の上、諸検査を行った後、手術、化学療法、免疫療法を併用し良好な結果を得ています。
母斑や粉瘤、脂肪腫、皮膚線維腫等の皮膚良性腫瘍についても積極的に手術を行っています。さらに困難な症例については当院形成外科の協力を得て行っています。
アトピー性皮膚炎は、病歴や検査から増悪因子を追究し、その除去に努力するとともに、抗アレルギー剤等内服、非ステロイド・ステロイド外用剤等を各々の症状に合わせて使い分け、副作用を最小限に抑えて治療しています。
接触皮膚炎や金属アレルギーが疑われる症例では積極的にパッチテスト等の検査を行うことにより原因究明に努めています。
帯状疱疹はできるだけ後遺症を少なくするため、入院治療を積極的に行っています。
乾癬、類乾癬、掌蹠膿疱症、尋常性白斑ではUVB療法、PUVA療法、外用療法を行いますが、重症例ではレチノイドやシクロスポリンの内服、生物学的製剤の使用、顆粒球吸着療法を行っています。
難治性の慢性蕁麻疹に対しても、症状に応じて種々の治療を行っています。
最近増加傾向にある糖尿病性壊疽等の難治性皮膚潰瘍は、形成外科の先生とフットケア外来を開設し、局所療法、手術など患者個々人に合った加療を行っています。
その他中毒疹、薬疹、ほうか織炎、熱傷、褥瘡なども中~重症例では入院治療を行っています。

当院で受けられる施術

この他にも、いろいろな皮膚の悩み、相談を受け付けております。

施術名
しみの治療 ビタミンCのクリームの外用
ホクロの治療 レーザー治療、手術による摘出など
ニキビの治療 レーザー治療、ビタミンCなど
首のまわりのイボ レーザー治療、冷凍凝固法
診療実績

準備中です。

診察の受け方

・光線外来
予約が必要です。事前に予約をお願いします。
診療を受けた方は次回の予約をとってお帰りください。

 
午前
午後  
時間は14:30~15:30です。
尚医師の都合により診療の行っていない日がありますので、ご注意ください。

・外来手術
予約が必要です。

 
午後  
時間は14:30~15:30です。
尚医師の都合により診療の行っていない日がありますので、ご注意ください。

・皮膚テスト(パッチテスト、プリックテスト等)
予約が必要です。また、診療は随時行っていますので、ご確認ください。

・乾癬、アレルギー外来

 
午後    
時間は14:30~15:30です。
予約制

乾癬治療は生物学的治療など新しい治療が加わってきており、またアトピー性皮膚炎や蕁麻疹などの皮膚アレルギー疾患は原因検索の追求、治療のために詳細な問診や心因的関わりが重要と考え専門外来として行っています。