外来化学療法室

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Vision (未来像)
患者と家族が安心してがんの治療が行える社会を創る
Mission(使命)
チーム医療、患者中心、エビデンスに基づく最良のがん薬物療法を提供し、十分なケアを行います

外来化学療法室
業務内容

 外来化学療法室はがん診療連携拠点病院の中核的施設として、外来での安全、安心かつ快適な通院化学療法を提供するため、平成16年4月に開設されました。
 当初は10床でスタートしましたが、抗がん剤治療を外来通院で行われる患者さんの増加に対応するため、平成22年12月に外来2号館3階へ移設、23床へ増床しました。専用のリクライニングチェアーが10脚、電動ベッド13床の計23ブースです(現在は21ブース稼働)。それぞれのブースはカーテンで仕切られ、液晶テレビが備え付けられています。施設内の専用調剤室は安全キャビネット2台体制とし安全で迅速な調剤をしております。

 年間延べ利用者数は開設当初の平成16年度1,476名はでしたが、その後増え続け現在は年間のべ7,000名以上の患者さんが抗がん剤治療を受けております。
 治療は予め化学療法小委員会で承認・登録されたレジメンのみを行っております。現在、外科、血液内科、呼吸器内科、消化器内科、産婦人科、泌尿器科、呼吸器外科、耳鼻咽喉科、皮膚科、膠原病内科、脳神経外科、脳神経内科、腎臓内科からレジメンが登録され治療を行っております(生物学的製剤含む)。
 現在、スタッフは医師1名(専従)、看護師7名、薬剤師3名(曜日毎のローテーション。うち、がん薬物療法認定薬剤師3名)です。点滴は現在各科の担当医が施行しております。今後も専門性の高い安全な治療を提供していきたいと思います。

 点滴での抗がん剤治療という特殊性に配慮し隣接するトイレを全面改修し、4室すべてを洋式トイレとしそのうち2室は車イス・オストメイト対応の広いスペースを設けております。

 治療開始前には"看護師"が治療のオリエンテーションを行っております。また、"がん薬物療法認定薬剤師"からは治療のスケジュール、予想される副作用およびその対策等について解りやすく説明しております。必要に応じて栄養士から栄養相談を行う場合もあります。
 ちょっと気になるけど、医師には伝えにくい話など気軽に相談して下さい。
また、ベッドサイドでは相談しにくい場合には隣接して面談室を設けております。

 化学療法に伴う脱毛に対して、ウイッグ(かつら)のサンプルを何点か置いてあります。試着も可能です。

治療時間

月曜日〜金曜日 午前9時〜午後5時15分

受付・待合・トイレ
カンファレンス
外来化学療法室設備
ウィッグのサンプル
化療室専用調剤室
診療実績
過去5年の各科の外来化学療法件数
年度 平成29年度 平成30年度 令和元年度 令和2年度 令和3年度 平均
外科 2.829 3,097 3,107 3,208 3,100 3,068
血液内科 1,020 1,070 1,213 1,237 1,133 1,135
呼吸器内科 641 619 878 917 1044 820
消化器内科 461 452 493 547 630 517
婦人科 523 415 326 495 562 464
泌尿器科 378 522 536 381 417 447
呼吸器外科 204 157 196 303 258 224
耳鼻科 114 85 112 192 152 131
皮膚科 30 78 104 111 58 76
膠原病・リウマチ 5 7 11 10 26 12
脳神経外科 30 1 5 2 22 12
脳神経内科 3 9 7 4 6 6
合計 6,238 6,512 6,988 7,407 7,408 6,911
過去5年の各科の外来化学療法件数