ショック状態(しょっくじょうたい)

まずこれだけは

血圧が下がり、生命を脅かす状態

少し詳しく

様々な障害が起こり、生命の危機にいたる急性の症候群のこと。

時間をかけてじっくりと

何らかの原因により血圧が急激に低下し、脳や全身の臓器への血液の循環がうまくいかず、細胞に十分な酸素が届かなくなった状態です。臓器の障害や意識障害などが起こり、生命の危険があり、緊急に治療が必要な状態です。血圧が下がる、顔面が蒼白になる、脈が弱くなる、意識がうすれる等の症状が現われます。

こんな誤解がある

精神的な心の落ち込みや、ビックリした状態を表す言葉で「ショックを受ける」といった言葉がありますが、生命の危機的状況における「ショック状態」とは意味が異なります。