まずこれだけは
本人以外で意思決定や問題解決の要(かなめ)となる人物
少し詳しく
患者との信頼関係があり、状況の把握がされ、判断や助言ができ、治療などの方向性を決める人物のことです。
時間をかけてじっくりと
患者が自身で意思決定することができない場合に、患者の希望に添えるように治療方針や、手術などが終わり状態の安定した際の転院先を調整する役割があります。病院からの病状説明や今後の治療方針の説明を受け、ご家族や関係者の意向を取りまとめて、病院とのやり取りを行う立場の人物のことです。
キーパーソンの主な役割
- 医療方針について患者の代わりに代弁する。
- 患者の入退院及び転院先の調整や支援をする。
- 病状、治療方針の説明を聞き、その内容を家族、関係者へ伝え意見を取りまとめる。
- 病院へ連絡や問い合わせをする。または病院からの連絡を受ける。
- 医療費に関すること。
※その人の心のよりどころ、生きる力になる存在の人とは区別します。
一人暮らしの方や親戚と疎遠になっている方は、万が一の場合に備えて医療を代弁する方を決めておかれると安心です。また、ご本人の意思を尊重しながら、ご本人の代わりに財産の管理や医療福祉サービス契約の締結をする制度もあります。(後見人制度)