まずこれだけは
症状(熱が高くなった、頭が痛くなった等)が出たときに薬をのむこと。
少し詳しく
食後など決められた時間に服用するのではなく、発作時や症状がひどいときなど、医師に説明されたタイミングで服用することです。
時間をかけてじっくりと
薬の服用方法で、食前、食後、就寝前などのように定期的に飲むのではなく、症状が出たときに医師に説明されたタイミングで薬をのむことです。頓用(とんよう)ともいいます。
こんな誤解がある
- 頓服は薬の「種類」ではなく薬の「飲み方」を指します。
- 頓服の意味を「痛み止め」と誤解している人が34.1%、「解熱剤」だと誤解している人33.4%と言われています。
- 飲み薬以外にも坐薬や貼り薬、注射薬など薬には色々な使用方法がありますが、飲み薬以外は「頓用(とんよう)」という言葉を使用するのが一般的です。
- 症状がでたら何度でも飲んでよいという誤解もあります。薬によって、飲み方や1日に飲むことのできる回数が決まっています。