当院では院内の携帯電話等の使用について、精密医療機器の誤作動防止や心臓ペースメーカーを装着されている患者さんなどへの配慮から、院内での携帯電話を使用禁止としておりました。しかし、最近の携帯電話および医療機器の機能向上により医療機器への影響が一定の条件であれば安全であるとの総務省の指針が出されています。
(総務省が平成25年1月に出した「各種電波利用機器の電波が植込み型医療機器へ及ぼす影響を防止するための指針」には、「・・・携帯電話端末を植込み型医療機器の装着部位から15cm程度以上離すこと。」と掲載されています。)
つきましては、携帯電話の使用について院内ルールを設定致しました。ご使用の際は使用ルールを守り、周囲の迷惑にならないよう皆様のご理解とご協力をお願い致します。
《 携帯電話の使用ルール 》
原則として院内全域を"マナーモード指定区域"としますが、"電源OFF区域"については必ず電源をお切り下さい。
マナーモード指定区域 | 通話可能区域 | 電源OFF区域 | |
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電源 | ON(マナーモード) | ON(マナーモード) | OFF(電源を切って下さい) |
メール | 可能 | 可能 | 禁止 |
通話 | 禁止 | 可能 | 禁止 |
主な場所 | 原則として電源OFF区域を除く院内全域 |
※上記に加え、医療機器より1m以上離れてください。
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- 他の患者さん等に迷惑をかけないようマナーを守ってご使用下さい。
- 院内での写真・動画の撮影、録音、携帯電話等の充電行為などはご遠慮ください。
- "マナーモード指定区域"や"通話可能区域"であっても、職員からの指示や他の患者さんからの依頼等があった場合には、携帯電話の操作(メール等も)を止める、電源を切るなどの配慮をお願い致します。
- 医療スタッフは医療機器に影響が少ない医療用のPHSを使用しています。識別のため赤い『医療スタッフ用』のストラップを付けています。
病院長